【 PBL-神戸市課題解決プロジェクト 9/15 @ オンライン 】

はじめに

 

皆さんこんにちは。9月15日の活動に関して、どんぶりが報告させていただきます。
ふたごつなげるさんのTOC作成というプロジェクトを終え、これから半年間私たちは神戸市役所の方々やV.schoolの方々と共に「高齢者にとってのニューノーマルをプロトタイピングする」というテーマでプロジェクトを進めることになりました。9月15日の活動はそのプレワークショップということでした。

 

今回のプロジェクトのテーマについて

 

このテーマを考える上で、まず私は「ニューノーマル」という言葉が聞き-慣れなかったためその意味について調べ、自分なりにテーマについて再解釈してみようと思いました。
個人的な解釈でテーマを読み直すと「コロナによって変わってしまった社会の常識に即した、高齢者の新たな生活様式をまず簡単な形で考えてみよう!」というものだと考えました。

 

 

今回のゼミの内容

 

今回のワークショップは、そのテーマの中で、そもそもコロナ以前の高齢者の生活とはどんなふうなものだったのか?そして、コロナによって高齢者の生活はどんなふうに変わってしまい、どんな問題が存在するのかについて、神戸市職員の方にレクチャーしてもらい、学生と神戸市職員の間で認識をすり合わせるというものでした。


その中でも印象的だった話は、「ふれあい食堂」についての話です。神戸市の中には月に一度、子供からお年寄りまでが一つの場に集まりみんなでご飯を食べるという活動が行われていたそうです。


しかし今回の、コロナウィルスの蔓延によりその開催の中止を余儀なくされ、それを聞いたお年寄りの方が涙されるということがあったそうです。たった月に一度の食事を心待ちにし、楽しみにしていたお年寄りの方の気持ちを考えると、本当に心が痛くなりました。


私たち若者がもし友達とご飯を一緒に食べたいとなれば、気軽にスマホで通話を繋いだりして、楽しく食事はできますが、高齢者となるとそう簡単にはいかないのでしょう。コロナ時代における高齢者のニューノーマルを考える上で、デジタルの壁は高く私たちの前に立ちはだかってくるように感じます。


またこの話を聞いていて、ゼミの内容とは関係のないことではありますが、あまり元気ではない祖母を持つ身として身につまされる思いがしました。こうした社会問題のようなものを考える上で、当事者意識を持つということが大切であると、前回のNPO法人つなげるさんとのプロジェクトで痛感したので、今回のプロジェクトでも自分の祖母や祖父をイメージしながら当事者意識を持ってプロジェクトに取り組んでいきたいと思います。

 


終わりに

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。
これから、神戸市職員の方々、V.schoolの方々と共により具体的な議論を進めていきます!

また次回の記事でお会いしましょう。