FBLX 2022 神戸市課題解決プロジェクト 最終発表

はじめに

いよいよ9月から取り組んできた内田ゼミの後期プロジェクトの最終発表を迎えました。1月27日の最終発表ではふれあいのまちづくり協議会から石田さんと原永さん、神戸市から八乙女区長をはじめ、7名の方がご参加いただきました。お忙しい中お時間を割いていただき誠にありがとうございます。

1月7日の最終発表の様子

各チームデザイン思考に則った課題解決を目標に、試行錯誤した結果を発表していました。以下では各チームの発表概要と約4か月間のプロジェクトを通して学んだことや感想をチームの方からいただいたのでご紹介します。

チーム1

「手放しで交流できる機会」と「安心できる仕組みづくり」を軸に学生団体主催の段階を踏んだ託児交流会を提案をしました
デザイン思考のプロセスで「共感→定義→アイデア→プロトタイプ→テスト」とありますが、特に定義の段階で手間取りテストが不十分であったため、後者の軸の達成が不十分であるという課題が残りました。

チーム2

「脇の浜思い出アルバム」です。地域と子育てに関連したミッションを親子で取り組んで、アルバムの完成を目指しました。地域の外に出てから見返すことができるような形のあるモノを作りたい、アルバムを埋める過程で地域との接点を持たせたい、という思いからこの形式を選択しました。
テストを繰り返す中で、カレンダー形式からアルバム形式に変更したりタイムリミット要素を排除したりと、アイデアのブラッシュアップを行いました。

チーム3

親子の交流だけでなく、親同士の交流をすることでふるさとを感じてもらうという内容で発表を行いました。1月に入って実際に脇の浜地域で考えたことをテストしましたが、なかなかうまくいかないことを痛感しました。ただ、頭だけでなく自分たちで課題を設定して何度もトライ&エラーを繰り返しながら形にしていったのは非常にいい経験だったと思います。いったんこのプロジェクトは終わってしまいますが、今後も取り組んでいきたい内容であると感じました。

最後に

約4か月間、様々な方のご協力のもとこの活動をすることが出来たと思っています。どのチームもうまくいかない時があってなかなかもどかしい気持ちになっていたのはゼミを全体的に見ていた僕自身とてもわかりました。しかしながら、1つの目標に対して全力で取り組む経験は大学生活の中でもできない経験だったと思うので、今後の糧になると思いました。

 

はじめに

 

みなさん、こんにちは。

最強寒波によって、雪が積もりました。

登校難度が上がって、バスの利用を検討しだした今日この頃です。

今回は、12月20日、1月17日のゼミ報告です。

 

12月20日の活動

 

アートディレクター・MAQ LAB KOBE 小野良太さんをゲストにお迎えして、小野さんが携われた活動の紹介と、各チームの経過発表を行いました。

プロのデザイナーからの、赤裸々な体験談と、芯をついたアドバイスは、興味深いものばかりで、プロジェクトの活動のためだけでなく、社会に出てからも参考になる内容でした。

貴重なお話、本当にありがとうございました。

 

1月17日の活動

 

今回は内田先生、砂川さん、神戸市職員のみなさんが、学生チームの発表をひとつひとつ回りながら聞いてくださりました。

最終発表が近づいたこともあり、主にプロジェクトの実現可能性について焦点をあて、ご意見を頂きました。

いつもより距離感の近い発表だったので、フィードバックもいつもよりフランクで、活発な気がしました。

 

おわりに

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ブログを書くことで、普段から様々なかたにご協力いただいて、貴重な経験と学びができているのだと再確認できました。

次回は神戸市中央区長八乙女様をはじめとした、様々な神戸市の関係者様がご出席くださる発表となります。

やるからには完璧な発表を目指して、頑張りたいと思います。

 

FBLX2022-神戸市課題解決プロジェクト 12/6

はじめに

みなさんこんにちは。急に寒くなり、毎日震えながら過ごしています。

 

今回は126日のゼミ活動の報告です。

12/6の活動

中央区の八乙女区長に来ていただき、各班のプレゼンテーションを聞いていただきました。

 

現場で働いているからこその視点でのアドバイスを頂き、とても勉強になりました。

 

フィードバックを頂き、自分たちの案を更に改善しないといけない班、少し戻ってまた新たに考える必要がある班など結果はさまざまでした。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

とても貴重な意見を聞くことができ、各班気の引き締まる回になりました。

 

次回はアートディレクター・MAQ LAB KOBE 小野良太さんをお迎えしての活動になります。

 

様々な分野の方からお話を聞くことで、視野を広げて、より良いものを作っていきたいと思います。

【FBLX2022ー神戸市課題解決プロジェクト 11/25】

はじめに

みなさんこんにちは!

11月も終わりに近づき、2022年最後の月もすぐそこです。

 

今回は11月25日のゼミ活動について報告します。

 

活動の様子

今回は実際にHAT神戸に行き、ママさんや児童館の方々にインタビューをしました。

そこで各チームの活動報告をします。

 

チーム1

私たちはHMW分析から「両立」という言葉に注目し、インタビューをしました。

そのなかで

・家事に完ぺきを求めすぎない

・家族みんなで家事・育児をする 

など家庭ごとの両立の捉え方について知ることができました。両立という言葉が曖昧だった部分もあり、今回のインタビューがチームにとって良いきっかけになりました。

 

まだまだプロダクトが構想中ということもあり、今回のお話は貴重な経験になりました。

チーム1活動風景

チーム2

子育てサークルのママさんと児童館職員の方にインタビューを行い、事前に考えたファンクショナルプロトタイプに対する意見をお聞きしました。

しかし私たちがしたいと思っていたことが、子供たちにとって難しいと分かりました。

 

今後は対象年齢の引き上げなどいろんな方にとってより良くなるように改良していきたいです。

チーム2活動風景

チーム3

事前に考えた案が、ターゲットが求めるニーズと合っているのかを意識してインタビューを行いました。

実際にお聞きすると、チームの案がかなりマッチしているという印象を受けました。

 

このヒアリングをもとにチームでさらにプロダクトについて詰めていきたいです。

 

児童館

次に児童館の方に話をお聞きしました

私たちが考えたプロダクトを紹介し、フィードバックをいただきました。午前とは違って、職員の方から運営についての取り組みや悩みを聞きました。活動の幅の広さに驚くだけでなく、もっと活動について知ってほしいという強い意志を感じました。

 

私たちが目標にする「ふるさと化」も人々と地域の結びつきにあると思います。だからこそ今回のお話は大切なヒントになりました。

児童館インタビュー風景

 

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回のインタビューはゼミ生にとって貴重な機会になりました。生の声を聴くことができて、グループごとに新しい発見もあったと思います。

次回の授業までに、より具体的なプロダクトを報告できるように引き続き頑張りたいです。

 

FBLX2022-神戸市課題解決プロジェクト 11/15

はじめに

みなさんこんにちは。

気温差が激しく、服装選びに苦戦する毎日です。風邪をひかないように気をつけたいです。

 

今回は、11月15日のゼミ活動についての報告です。

 

11/15のゼミ活動の様子

 

V.school教室にて

 

大分大学経済学部 山浦先生に「地域づくりのモチベーションデザイン」についてzoomを繋いで講演をしていただきました。

 

まず、私たちのプロジェクトのテーマである「ふるさと化」について、ふるさととは何を指すのか考え、「ふるさととは居場所と出番があるところである」という定義を教えていただきました。

 

もちろん、居場所と出番どちらも欲しい人、居場所があれば十分な人など人それぞれふるさとの感じ方は異なりますが、一貫して、何かしらの形で地域活動に参加してもらうことが大切であると感じました。

 

そこで、参加したくなる活動、組織とはどんなものがあるのかについて4つの型に分類して説明していただきました。

 

 

 

 

はじめは人が集まらないため、地域コミュニティ型の組織で、当て職など仕事として割り振る形を取らざるを得ないですが、地域コミュニティ型に依存した活動ではなく、様々な動機を与え、様々な組織の形で地域活動を行なっていくことが望ましいということを学びました。

 

サークル型のような地域に関わりたいという意思のもとで成り立つ組織が増えることが地域のあり方として望ましく、またふるさと意識を強めることにも繋がると感じますが、やはりその動機付けは、現状まだまだ難しく、課題が多いという風にも感じました。

 

そういった課題を今回のプロジェクトを通して、ひとつひとつ向き合い、チームで試行錯誤する中で、最終的にいい形に持っていけたらと思います。

 

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

とても貴重なお話を聞くことが出来、今回の学びをプロジェクトに活かしたいです。

 

次回は、現地の脇の浜へ行き、考えたプロトタイプのテストを行います。

 

FBLX2022-神戸市課題解決プロジェクト 11/1

はじめに

みなさんこんにちは。

11月に入り、本格的に冷え込んできました。お鍋がおいしい季節になってうれしいです。

 

今回は11月1日のゼミ活動についての報告です。

 

11/1のゼミ活動の様子

 

V.School教室にて

①Ideationの報告

②プロトタイプについてのレクチャー

③アイスブレイク

をしました。

 

プロトタイプを作る際は「制限を課すこと」と「雑に作ること」が大切です。自ら時間制限を課し、アイデアの最も試すべき部分に焦点を当ててプロトタイプを作っていきます。

 

まず、アイスブレイクとしてプロトタイプを作る練習をしました。

 

 

15秒でおじいさんの絵を描いたり、理想の椅子を描いた後でその絵を元に粘土で形にしたりしました。理想の椅子は、デザインに注目するのか機能面に注目するのか、人によって様々でした。

 

イデアを元にしてプロトタイプを作る際も同様です。アイデアの機能面を重視するのか、それともデザインを重視するのかによって、作るべきプロトタイプは変わってきます。

 

例えば、チーム2はアイデアの機能面に着目してプロトタイプを作る予定です。「転勤までの残り日数がわかるタイムリミットカレンダー」のミッションの内容を考えて、テストに備える予定です。

 

制限付きでプロトタイプを作ることはとても難しかったです。私の場合、細部にこだわりすぎてしまい、理想の椅子を完成させることはできませんでした。実際にアイデアのプロトタイプを作るときには、どこに重点を置くかを見極める必要があると感じました。そのうえで、テストに向けてしっかりとプロトタイプの中身を詰められるよう、チームメンバーで話し合いたいと思います。

 

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

月末にプロトタイプのテストがあります。貴重な機会を無駄にしないよう、がんばります!

 

FBLX2022-神戸市課題解決プロジェクト 10/18

はじめに

みなさんこんにちは。

季節の変わり目らしく、寒暖差に苦しめられています。

 

今回は10月18日のゼミ活動についての報告です。

 

10/18のゼミ活動の様子

V.School教室にて①前回までの進捗報告②デザイン思考➂Ideationアイデア出しについてレクチャー➂実際にIdeationを行い、グループ間での共有を行いました。

今回から神戸市役所の方もプロジェクトに参加しています。

早速ペルソナ像やPOVを考えてきてくださりました。

 

 

各チームがIdeationで話し合った内容

各チーム、各々が考えてきたHMWを1つ選択し、そこから実際にIdeationを行いました。

 

チーム1

選択したHMW「どうすればイベント以外でも感性が豊かになるのか。」

・感性という言葉の認識がメンバー間でずれているのではないか。

・感性の要素を分けて考えてみたが、全て名詞形になってしまった。

・設定しているHMWは良いものではないのかもしれない。

 

チーム2

選択したPOV「どうすれば地域の外で子供がその地域の思い出を作りたいと思ううか。」

・「転勤までの残り日数がわかるタイムリミットカレンダー」という案が出てきた。これが一番よさそう。

・「タイムリミットカレンダー」は、転勤までにやらなければいけない、やりたいミッションを記入しながら、その地域での思い出を作ってもらうというもの。紙ベースにすることで実物として手元に残るのもgood

・これにより親目線で子供の成長や変化を可視化できるのではないか。

チーム3

選択したHMW「どうすれば1人での子育ての味方ができるのか」

・情報発信、自己開示が必要なのではないか。思うようにアイデアが沸かない

・砂川さんのアドバイスでもう1つ「どうすれば子育ての味方になれるのか」というHMWを設定してIdeationを行う。

・するとそれまでよりもアイデアがでてくるように。地域の人たちは発信さえれば助けてくれるかも。

・困っている人と助けられる人とのマッチング制度、一緒に○○、自子紹介などのアイデアが出た。

イデアをたくさん出すというのは非常に難しいことでしたが、立ってホワイトボードの前で議論したり、視点を180度変えることで色々とアイデアを出せたことに面白さを感じました。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回までに解決法(HMWの答え)をたくさん考えてきて、次回はIdeateの続きからです。