けんたさんチーム
少子化と未婚問題
ペルソナ
私たちの班では、少子化問題に考える中で、「恋人がいない未婚男性」に焦点を当てました。

けんたさんは、現在29歳の恋人なし未婚男性です。神奈川県で両親と共に住んでおり、毎日片道約1時間半かけて通勤しています。手取りは40万であり、金銭的には余裕はあります。平日の勤務による疲労で活力がなく、新たな出会いもありません。休日はYouTubeやネットサーフィンなどネットの世界に生きており、異性だけでなく人との関わりが薄くなっていることが問題です。
根本的な原因
当初、私たちは、この問題を通勤時間の長さや会社の残業システムが原因であると考えていました。しかし、同じような境遇の男性にインタビューしたところ、疲れているからネットに逃げているのではなく、外に出る機会がないから結果的にネットばかりを見てしまうという本音に気づきました。また、恋人は欲しいし、結婚願望もあると言っていました。そこで、私たちは出会いの機会が少なく、仕事以外の時間が充実してないことに焦点を当てて以下のPOVを考えました。

解決策
仕事以外の時間を充実させ、自然な出会いの機会を増やすことが重要であると考え、社会人サークルを探せるマッチングアプリを考案しました。具体的には、新しいメンバーを探している団体がアプリに登録し、利用者は住居エリアごとに自分の興味のあるサークルを選ぶことができます。また、チャット機能や出欠管理システムを搭載しており、自分の興味を持ったサークルに直接体験や参加の手続きを行うことができます。趣味でつながるサークルは、男女を問わない新たな居場所となり、仕事ばかりで活力のない人生に彩りを与えるのではないかと考えました。

既存サービスとして、「ジモティー」のサークル募集機能があります。しかし、ジモティーは物の売買やアルバイトの募集がメインであり、サークル募集機能の知名度が低いこともあり、サークルを探したい人にとっては情報が見つけにくいのが現状です。そこで私たちのアプリは「サークル探し」に特化します。目的のユーザーだけが集まることで、募集する人と参加する人の需要と供給がマッチしやすくなります。また、「参加体験の出欠管理システム」を導入します。ジモティーは個別のチャットで日程調整を行う必要があるが、私たちのアプリでは専用フォームからワンタップで申し込みができます。この機能により、参加者はより気軽に行動を起こすことができ、募集者は参加管理の手間を減らすことができます。この仕組みを通じて、気軽に入れる社会人サークルを探す手助けをしたいです。
感想
少子化問題に取り組んでいく中で、最初は「こうすれば解決するんじゃないかな?」と単純に考えていたのですが、実際に調べていくうちに、この問題の複雑さにびっくりしました。少子化って、経済的な問題だけでなく、社会の仕組みや人々の価値観など、本当にたくさんの要因が絡み合っているんですよね。どれか一つを解決すればOKという簡単な話ではないことがよく分かりました。私たちなりの解決策を考えるまで、本当に試行錯誤を繰り返しました。
特に印象に残っているのが、実際の当事者の方々にインタビューをさせていただいたことです。正直、事前に「きっとこんな悩みを持っているんだろうな」と想像していたことと、実際にお話を聞かせていただいた内容には大きな違いがありました。やっぱり机上で考えているだけでは見えてこない、リアルな声ってあるんだなと実感しました。

また、「出会いが欲しければ結婚相談所に行こう」みたいな表面的な解決策では、根本的な解決にはならないということも学びました。もっと本質的に、いろんな角度から考えないといけないと思いました。
前期を振り返ってみると、社会問題って本当に奥が深いなと感じます。最初は「答えがあるはず」と思っていましたが、正解が一つではないからこそ、みんなで議論して様々な視点を持つことの大切さを実感しました。ゼミの友達との議論もとても楽しく、自分一人では思いつかないような発想をたくさんもらえました。ありがとうございました!