はじめに
こんにちは。内田ゼミです。
8/10に平野のKIKKAKE で工作カフェを実施しました。
今回のブログでは、当日の様子とそれまでの準備期間について振り返っていきたいと思
います。
準備期間
工作(宝石石鹸づくり)
「お子さんの夏休みの宿題をお手伝いできれば、親御さんの負担も減ってゆっくり交流していただけるのでは?」というアイデアを元にしてキラキラ石鹸の自由工作の実施を決めました。7月中旬に試作を行い、どう工夫すれば安全にお子さんに参加してもらえるかや、完成品がより綺麗になるかを考えました。できる作品がより個性を出せるものであってほしいという考えから、石鹸のデコレーション用の買い出しを行ったり、宿題として学びを深める機会となるよう、作り方や感想を書く欄が記載されたシートを作成したりなど、ぎりぎりまでより楽しんでもらえる工夫を行いました。
カフェと夜ご飯
子供たちが工作をしている間に、「親御さんにリラックスしてもらう」を目的としたカフェ営業を行いました。7月上旬から提供メニューを考え、仕入れ先や提供方法、店内装飾をチームで話し合いながら決定しました。親御さんが会話を楽しまるよう、子供会の方に当日カフェスタッフとしてお手伝いしていただきました。
手紙のサプライズ
親御さんを喜ばせたり、ほっこりした気持ちにさせることができるのは何か考えた際、「子どもから日頃の感謝の手紙を渡す」という案が出ました。
7月上旬から準備を始め、手紙の仕様やサポート方法を考えました。
準備では、親御さんが喜ぶだけでなく、子ども達が書きたくなるような手紙にするにはどんな工夫が必要か話し合いました。
以前平野で子ども会の方々が開催された「こいのぼりをおよがせよう」というイベントで、子ども達が夢中になって楽しく工作をしていた姿からヒントをもらって、メッセージだけでなく似顔絵を描いてもらうことにしました。
広報
プロジェクトの2週間前から参加者募集用のチラシとGoogleフォームを作成しました。
集客人数、締め切り、連絡方法などはグループでの話し合いで決めました。
先生や光山さん、そして集客対象である子ども会を取りまとめる方々にアドバイスをいただきながら完成させました。
当日の様子
工作(宝石石鹸づくり)
幼稚園から小学校低学年の4人の子どもたちが来てくれました。
工作班のメンバーが1人ずつ付いてサポート。みんなで宝石石鹸を作りました。
溶かしたグリセリンソープをプラカップに入れ、着色料で好きな色をつけ、ラメや造花でキラキラに。繊細で難しい作業ですが、みんなすごい集中力で、難なくクリアしました。
着色と装飾が終われば、冷蔵庫で冷やして固めるので、その間子どもたちはカフェ班が用意する夜ご飯を食べに行きました。
グリセリンソープが固まりきったら、みんなの好きな形に整えて完成です。世界に一つだけの宝石石鹸ができました。
カフェと夜ご飯
当日の開催までにドリンクと夜ご飯の買い出しに行きました。
そして、イベントが始まるとまずドリンクの提供を行いました。参加してくださった親御さんたちにリラックスしていただき、親御さん同士やスタッフとの会話が弾む雰囲気作りを目指しました。
カフェ営業には子供会の方に協力していただきました。
子供たちの作品作りが落ち着いたところで、親子でカレーと唐揚げを召し上がって頂きました。
この唐揚げは地元の商店街のお店で買ったもので、私たち含め地元の方にもそのおいしさに気づいてもらうことができました。
この頃には緊張も解け、学生と親御さん、もしくは親御さん同士での会話が増え、楽しんでいただけたのではないかと思います。
手紙のサプライズ
着色と装飾が終わり、グリセリンソープを冷やしている間、子どもたちには親御さんへのサプライズとして手紙を書いてもらいました。
工作のときと同じく、4人の子どもたちそれぞれに1人ずつ大学生が付き添い、サポートをしました。
手紙には、お母さんの好きなところや、これから一緒にやりたいことを文章にまとめていきました。その際、会話を通して子どもたちの感情を引き出すことを大切にしながら進めました。
内容が決まった後は、手紙の装飾です。お母さんの似顔絵を描いたり、クレヨンや色鉛筆を使って自由に周りをデコレーションしたりして、個性豊かな手紙が完成しました。
夕食後、子どもたちはそれぞれ親御さんに手紙を手渡しました。親子が抱き合う姿や、手紙を受け取った親の表情からは、親子愛が強く感じられ、私たちも温かい気持ちになりました。 日々のちょっとした感動を作り出すことができ、とても貴重な体験となりました。
活動を振り返って
子供たちが石鹸作りを楽しんでくれただけでなく、出来上がった作品に愛着を持ってくれたり、他の友達の作品に対して「かわいい」「綺麗」と伝え合う姿が見れてよかったです。サプライズも親御さんに喜んでいただくことができました。
今回の企画を通して、参加者が「お客さま」として受動態で楽しむだけではなく、インタラクティブで、アウトプットする体験を創出する工夫が大事だと思いました。
一方で、当日に物品が足りないというハプニングが起こったこと、協力してくださった方への食事を用意していなかったことから、事前準備が足りなかったことは反省点です。
ご協力してくださった、平野地域子ども会の皆様、KIKKAKE を貸してくださった光山さん、誠にありがとうございました。
今回の企画で学んだことを生かし、次の活動に取り組んでいきます!