内田ゼミでは前期の終わりから
「ふたご・つなげるプロジェクト」
を開始しました。
このプロジェクトでは、デザイン思考を使って新たな視点から課題を捉えることで、
今までは考えもしなかったようなアプローチでの課題の解決や改善を目指します。
初めに、今回プロジェクトで関わっていただく、
株式会社ふたごじてんしゃ、NPO法人つなげるで活躍されている、
中原さん、大野さんについて紹介したいと思います。
中原さんは株式会社ふたごじてんしゃの代表兼、
NPO法人つなげるの代表を務めていらっしゃる、
3人のお子様（そのうち双子が一組）のお母さんです。
大野さんは個人事業とともに、NPO法人つなげるの専務理事を
務めていらっしゃいます。
また、2つの団体の説明は以下の図のようになっています。
プロジェクトの初回では、
現在のNPO法人つなげるや株式会社ふたごじてんしゃを始めるに至った経緯、
そして現在取り組んでいる事業の説明、
最後に学生からの質疑応答の順に進められました。
その中でも２つの事業に込める中原さんの想いを中心にお話を伺いました。
印象に残ったのは事業を進める中で、
中原さんが守りたいものとしてあげた、
「心の中に住む、小さなわたしを守ってあげたい」
という言葉です。
株式会社を立ち上げ、NPO法人も立ち上げたと聞くと、
「自信にあふれた、バリバリのキャリアウーマン」
といったものをイメージするかもしれませんが、
事業そのものは想いを形にする単なるツールであり、
活動をする中で根底にあるものは、
「自分が持っていた弱い部分を守ってあげたい」
という想いだということが印象的でした。
そんな中原さんが発する言葉の一つ一つは、
丁寧で優しい言葉遣いでありながら、想いの強さも感じました。
その想いを私たちも大切にしながら、
良いプロジェクトを一緒に作っていきたいと改めて感じられた日でした。
以下の動画はふたごじてんしゃが設立されるまでの経緯が説明されたものです。
ブログでは書ききれなかった詳細がわかりやすくまとめられていますので、
ぜひご覧ください。
